首都ウランバートル

モンゴル国は北をロシア、南を中国に挟まれ、地政学的に重要な位置にある。民主体制へ移行して30年、繊細な舵取りが求められている。その首都がウランバートルである。モンゴル人口の44%約150万人が首都ウランバートルに集中している。この内60%約90万人がゲル地区居住者である。ゲル地区には電気以外のインフラは整備されておらず、生活用水は地区内に点在する給水所(井戸)から各自が水を運んで使用している。冬には石炭ストーブを使用しており、石炭の煤煙によって大気汚染問題が常態化している。市街地は旧ソ連時代に建設された建物が多く、インフラ設備の老朽化や躯体耐震不足などの多くの問題を抱えている。市場経済化以降は、都市計画のもと高層集合住宅、ホテル、複合商業施設が建設され住空間の近代化が進められ、その規模は徐々に拡大している。日本のJICAは、日本の高度成長期を参考にガバナンス~社会サービスに至るまでそのノウハウをサポートしている。今後、大モンゴル国の発展は様々のシナジー効果の影響を受けて加速度的に進むと思われる。

 

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