第178号

海外不動産投資

海外リゾート投資ニュースレター　

2023/04/04　第178号

ニューレターのバックナンバーはこちらから

ベトナム不動産の概況とビンホームズ

4月1日　ホテルニューオータニでベトナム不動産最大手ビンホームズのセミナーがありました。

セミナーの内容を要約報告します。

ベトナムの概況

ベトナムの人口は、約１億人で増加中。３５歳以下の人口は６０％
東南アジアNo3のマーケットである。
経済成長率６．５％（世界銀行）、IMFでは６％…世界トップ15カ国入り。東南アジアNo1
ハーバード大学の予測では８年後には世界トップ10に入る。
FDI　日本のベトナムへの投資額は、世界No3である。
ベトナムはインフラ整備が進んでおり、アジアではインフラ投資額でNo2である。
コロナ前の外国人観光客数は１８００万人。
日本との関係は良好。岸田総理も訪問した。戦略パートナーシップを締結。
ベトナムの良いところは、①政治・経済が安定している、②物価が安い、③若年人口の比率が高く勤勉。
日本人投資家に向いている。
中国とアメリカが緊張状態にある中、中国での生産がベトナムへ移転している。

ベトナム不動産の概況

ベトナム不動産業界は、１９８０年にスタートした。まだ４０数年の歴史である。
日本の不動産業界に比べると、１／１５のレベル。US$２０５million
不動産価格は大幅に伸びている。２０２０年　ホーチミン　１０％／年、ハノイ　５－６％／年
２０１５年に比べると２０２０年は、５０％の地価上昇である。
ベトナムの人々は、基本的には全員が一生のうちで、不動産を購入する。２０２１年―２２年はピークであった。
今年は、コロナ、ウクライナ戦争、インフレなどの影響もあって不動産購入欲がスローダウンしている。金融引き締めがあり、住宅ローンが厳しい状況となっている。
金利がアップし、不動産の動きは鈍化している。
今年３月に政府は不動産市場のローン期間の延長など活性化策を発表。
５月、６月には不動産市況は、回復する見込みである。
価格が低下している今こそ、ベトナム不動産の購入時期である。
価格が下がっている。つまり、各種のプロモーションがある。
全般に価格は安い（６００万円～２５００万円、３０００万円）
税制メリットがある。相続税は無い。転売時の税金：２％＋０．５％　全体に対して、フィリピン６％、シンガポール１２％であり、この差は大きい。家賃に対する源泉徴収税　１０％
所有証明書を２年以内に渡す。
年５－６％の利回りは期待できる。賃貸住宅への需要は強い。